デスティネーションキャンペーンを活用した観光立県を

国松議員

東京2020 オリンピックセーリング競技の江ノ島開催に合わせ、全国規模の観光キャンペーンを展開すれば観光立県を目指す神奈川にとって大きなチャンスになる。国松誠議員(藤沢市)は6 月24 日の本会議代表質問で本県の観光振
興の方策を知事に提案した。
日本最大規模の観光キャンペーンとして、地方自治体等がJR グループと連携して実施するデスティネーションキャンペーンがある。先行事例を見ると、キャンペーン期間中は観光消費の拡大とともに、経済波及効果や雇用効果も現れている。
2019 年にはラグビーのワールドカップが横浜で開催される事から、横浜商工会議所では2019 年にキャンペーンを実施しようとしており、2019 年に実施するには来年秋までにエントリーする必要がある。県は広域自治体として市町村や関係団体などとの協議会を設置し、責任を持って全国的な観光キャンペーンを行っていく必要があると国松議員は知事に訴えた。
国松議員の訴えに対し知事は、デスティネーションキャンペーンを誘致し成功させるために地域の観光資源の掘り起こしや一層の磨き上げを行い全国、世界に向けてキャンペーンを展開するため、今年の夏には市町村や関係団体などと協議の場を設けると答えた。

■国松議員は今定例会で以下の内容について質問を行った。

1 本県経済の活性化について
(1)本県における地方創生の取組について
(2)デスティネーションキャンペーンについて
(3)今後の道路事業の展開について
(4)小規模企業を含む中小企業支援の一層の推進について
2 かながわのスポーツについて
(1)ラグビーワールドカップ2019の開催に向けた取組について
(2)スポーツ振興について
3 県政の重要課題について
(1)県の津波対策の取組について
(2)地域医療介護総合確保基金について
(3)情報統括責任者(CIO)について
ア 情報統括責任者(CIO)への期待について
イ 情報統括責任者(CIO)の決意について
(4)県立図書館の再整備について

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