スマートエネルギー計画の推進 電力の地産地消 安定供給に向けて

嶋村議員_代表

再生可能エネルギーの固定価格買取制度の見直しや、将来想定される電力系統への接続問題を考慮しながら、かながわスマートエネルギー計画を推進していく必要がある。12月1日、本会議代表質問で、嶋村ただし議員(横浜市港北区)が、かながわスマートエネルギー計画の推進について訴えた。

かながわスマートエネルギー計画とは、従来の大型発電による「集中型電源」から、太陽光や風力などの中小規模発電による「分散型電源」へシフトを目指すものである。

現在、国では再生可能エネルギー導入の急速な拡大を受けて、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の見直しの議論が進められており、再生可能エネルギー導入を抑制する方向に見直しが行われた場合、本施策の推進に支障が生じることが考えられる。

スマートエネルギー計画を推進していくには発電にだけ目を向けるのでではなく、蓄電池の普及拡大、HEMS(家庭内のエネルギー監理システム)の導入を支援し、余ったエネルギーを融通するシステムを整備していかなくてはならない。

■嶋村議員は今定例会で以下の内容について質問を行った。

1 県政課題に対する知事の姿勢について
(1)国家戦略特区への対応について
(2)ヘルスケア・ニューフロンティアの国際展開について
(3)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への取組について
ア 事前キャンプについて
イ 県立体育センターについて
2 県経済の活性化について
(1)かながわスマートエネルギー計画の推進について
(2)燃料電池自動車の普及促進について
(3)さがみロボット産業特区の取組について
3 保健医療福祉施策について
(1)保育士試験について
(2)神奈川県家庭的養護推進計画の策定について
(3)健康寿命日本一に向けた健康診断受診率向上の取組について
(4)子宮頸がん予防ワクチンの副反応に対する対応について
4 県政の重要課題について
(1)箱根火山対策について
(2)海岸利用に関する課題への対応について
(3)社会問題となっている危険ドラッグ対策の推進について
(4)グローバル社会を生き抜くための先進的な高校教育の推進について
(5)防犯カメラの整備拡充について

(質問の詳しい内容と県の答弁は、神奈川県議会のホームページから会議録や動画などでご覧いただけます。【動画】質問の様子はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です